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本日10月2日、津久見市議会の庁舎建設等特別委員会において、以下の内容を報告しました。
・工期に遅れが生じており、令和8年3月中の完成は大変厳しい見通しとなっていることから、本体工事の工期を令和8年7月末まで延長する。
・令和8年8月から什器等の設置や庁内ネットワークの構築等を行い、最終的には年末の閉庁期間に電子システムや防災無線の移転及び引っ越しを行う。
・新庁舎の供用開始を令和9年1月とする。
新庁舎建設工事の進捗状況については、現在は4階床までの躯体の施工と1階の内装準備を行っています。進捗率は、8月末時点で計画62.2パーセントに対し、実績48.4パーセントで、13.8パーセントの遅れとなっており、30日ほどの遅れが生じ、令和8年3月中の完成は大変厳しい見通しです。
今後の工程について、各関係者と精査、協議を行い、進捗状況を踏まえてスケジュールの調整を行った結果、工期を令和8年7月末まで延長することとしました。 残りの工程をスライドさせて工期を組むことも検討しましたが、これから本格的に台風シーズンを迎えることや、今年は特に各地で多発する線状降水帯発生に伴い工事への影響が出るおそれ、さらに近年の作業員、技術者不足の状況の中で、先日報道がありました、台湾の半導体受託製造業TSMCの熊本第2工場の発注が年内に行われた場合、熊本県内外で数千人規模の作業員需要が発生する見込みであり、大分県を含む近隣地域においても職人の引き抜きや競争が激化し、着工中の公共、民間物件での人材確保が厳しくなる可能性があります。現在も、作業員の交代による週休2日を確保しながら、週6日で現場を稼働している状況であること、契約済みの事業にあっては、工期末が令和8年度になったとしても、緊急防災・減災事業債の適用が認められることから、施工者に過度な負担を強いることのないように、十分な期間を考慮しての工期延長であります。
また、工期延長によるその後の予定としましては、令和8年8月から新規備品、什器等の搬入設置、駐車場の整備を開始し、什器等の設置が終わりましたら電話交換と庁内ネットワークの構築を予定しており、以降、現庁舎での業務を行いながら、職員にて移動可能な転用備品や書類等を徐々に持ち運び、最終的には年末の閉庁期間に電子システムや防災無線の移転及び引っ越しを行い、翌年の令和9年1月に新庁舎の供用開始を考えています。
工事の進捗状況や今後の見通しについては、引き続き市報や市HP等で随時お知らせするほか、今後開催する新庁舎建設工事の工事見学会などの場においても説明いたします。
◆開催日
令和7年10月25日(土曜日)※『つくみ秋フェスタ』開催日
◆時間
午前の部:11時30分~
午後の部:14時30分~
それぞれ30分~1時間程度
◆場所
津久見市新庁舎建設現場(津久見港埋立地)
◆募集予定人数
午前、午後それぞれ30名(小学生以上)
※先着順です。
申込者数が定員に満たなかった場合は、当日『つくみ秋フェスタ』本部で受け付けます。 ※定員数のみ
◆募集締切日
令和7年10月15日(水曜日) 17時00分
※一階フロア部分を見学できます
お申し込みは、申し込みフォーム(24時間受付)または電話で受け付けています。