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地域のチカラ6(西ノ内地区)
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更新日:2016年4月18日更新
1寸8分の観音様
およそ350年前、当時佐伯藩津久見村西の内坊が迫にて、6月の田植えの準備に牛をひかせ代かきをしている最中、今まで元気よく働いていた牛がピタリと止まり前に進もうとしなくなりました。何かがあると思い、牛の前を掘ってみると土の中から観音様が見つかったそうです。
その観音様をどうしようかとお寺に相談した結果、小高い場所に「誠心寺」を設け安置され、長い間地区の方々を見守ることとなりました。
昭和40年に老朽化のため「誠心寺」は取り壊され、現在では区公民館に安置され多くの方がお詣りに訪れています。
この「1寸8分の観音様」のお話は、紙芝居となって残されています。
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