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保戸島診療所 内倉先生最後の診療日
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更新日:2016年3月31日更新
取材日誌44
3月29日は保戸島診療所開院以来、延べ5年(巡回も入れると5年8ヵ月)院長を勤めていただいた、内倉洋三先生の最後の診療日でした。
この日も多くの患者が訪れ、いつもと変わらず島民一人ひとりの診察と健康経過観察を行いました。
診療の間に話を聞くと、決して充分とは言えない診療体制の中で、いろいろと苦労しながらも、保戸島に対する思いで頑張れて来れたと語っていただきました。
診察を終えた内倉先生を乗せた16時発の船は、大勢の島民に見送りを受けながら湾内を一周し、涙の内倉先生を乗せ保戸島を後にしました。
写真を見て分かるように、内倉先生は島民みんなから慕われていました。
内倉先生は、しばらくはゆっくりとされるそうです。長い間ありがとうございました。