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東九州自動車道 津久見IC~臼杵IC間 通行止めの現状について【市長メッセージ】
現在、国道217号の津久見~臼杵間では慢性的な渋滞が発生しており、市民の皆様におかれましては、大変ご不便な思いをなさっているかと思います。
9月10日(火)、NEXCO西日本 九州支社大分高速道路事務所の立木所長と山本道路管理課長にお越しいただき、東九州自動車道津久見IC~臼杵IC間の通行止め(のり面災害)について、市議会議長とともに現状の説明をしていただき、工事の早期完了をお願いしました。
【経過・対応状況】
・東九州自動車道は、台風10号の大雨の影響により、8月29日(木)に切土のり面の崩落が発生し、津久見IC~臼杵IC間で通行止めとなった。通行再開には期間を要する見込み。
・切土のり面(延長約300m)のうち、約30mの2段目及び1段目(高さ約12m)において崩落が発生。
・崩れているのは、津久見インターから大分方面に向かって、臼杵インター出口の少し手前、左側の斜面。
・9月3日(火)、専門家による第1回技術検討委員会を開催。地下水や表面水の浸入により、のり面の風化が促進され、台風10号による大雨で、のり面周辺からの表面水が集積し、すべり面が形成されたことが崩落に至った原因であることを確認。
・のり面を押さえるために設置していたのり枠(格子状のコンクリート)も崩れた。そのコンクリート片を含む土砂の撤去工事を、先週末の9月7日(土)・8日(日)より開始。
・崩落したのり枠や土砂を撤去後に、地山の状況を確認の上、のり面対策工を行う。
・崩落した土砂の状態が不安定であり、一気に作業できないため、少しずつ進めている状況。作業中にも土砂がずれ落ちる可能性もあり、作業自体が慎重にならざるを得ない。
・土砂の撤去後に、地山の状況を確認のうえ、第2回技術検討会を開催し、工法を決定予定。
◆復旧見込みの時期については、復旧内容が確定し、復旧めどが立った時点で、また改めて情報提供をお願いしました。
◆渋滞緩和対策として、例えば大分市~佐伯市移動等の方には、広域な迂回を促すよう関係機関と調整を進めるような取り組みを依頼しました。
◆臼杵津久見警察署によると、津久見~臼杵間の一部の交差点において、信号待ち時間の長さ変更を9月10日に実施したとのことです。
◆市民の皆様には、国道217号の津久見~臼杵間での慢性的な渋滞により、大変ご不便な思いをなさっているかと思いますが、引き続き、関係機関と情報共有を行いながら、工事完了までの期間、渋滞を少しでも緩和するためにはどのような対応ができるのか、協議してまいります。
令和6年9月11日
津久見市長 石川 正史
※高速道路の災害等の内容についてはNEXCO西日本ホームページ<外部リンク>をご覧ください。