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地元企業への理解を深める 津久見高校での出張企業説明会
取材日誌748
2月10日、一市一校である津久見高校の生徒に対し、地場企業への理解を深めてもらうことを目的に、津久見高校で「出張企業説明会」が開催されました。
津久見市の鉱工業振興や事業所における技術革新を目的として設立された津久見市工業連合会が主催したもので、インターンシップ等を通じた市内企業の訪問は以前から行っていましたが、企業側が津久見高校に出向き説明会を実施することは、今回が初めての試みです。
説明会では、津久見市工業連合会に加盟する株式会社鳥繁産業、小代築炉工業株式会社、古手川産業株式会社、大分太平洋鉱業株式会社の4社が自社のパンフレットや紹介映像などを用いて、企業の特徴や業務内容などを紹介しました。
参加した生産機械科、電気電子科の2年生合わせて約80名の生徒は、初めて知る企業の説明や仕事について、真剣に耳を傾けながら、自身の将来について考えるよい機会を得ることができました。
津久見市工業連合会会長の、株式会社鳥繁産業の鳥越繁一代表取締役社長は、まずは地元の企業を知ってもらうことがこの説明会の一番の狙いで、高校生にとっても企業にとってもいい経験になったと話し、今回の内容を検証し、参加企業を増やすなどして今後も継続して取り組んでいきたいと語ってくれました。