ヘルシーな給食を考えました　第一中学校と津久見高校の給食交流会

取材日誌７３５

　１月２４日、津久見高校の「つくみ蔵」の取り組みで、高校生が考えた給食メニューを、中学校の給食として食べてもらう給食交流会が第一中学校で開かれました。今回が初めてとなるこの取り組みは、主に商品販売や商品開発を目的に活動する津久見高校の「商業調査部」の女子生徒１０名が第一中学校の栄養教諭の先生と一緒に「ヘルシー（健康的）」をテーマにした、美味しくて、栄養があり、体にいい給食メニューを生徒たちに食べてもらいました。

献立には、津久見の特産を使ったメニューが揃い、お肉に比べて低カロリーのまぐろと血液をサラサラにする黒酢を使った「つくみまぐろのヘルシー丼」と、カルシウムや食物繊維が豊富なひじきを使った「ようらひじきのヘルシースープ」、ビタミンCたっぷりの津久見みかんを用意しました。

１年生の生徒たちは、栄養がしっかり考えられた給食を高校生たちといろいろな話題で盛り上がりながら、美味しそうに食べており、食後には、給食の感想や高校生にお礼を述べるなど、普段とは違う楽しい時間を過ごしていました。

第一中学校の栄養教諭の先生は、「高校生の新しい発想が取り入れられ、健康を意識し、小中学生が食べやすい料理ができました。これからも地元の食材を使って美味しい給食を作っていきたい」と述べ、今後も高校生とともに、様々なメニューを調査・考案し、小中学生に食べてもらえればと話していました。