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多発する土砂災害に備えて 中田区土砂災害避難訓練
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更新日:2019年11月15日更新
取材日誌697
11月10日、中田区において、ハザードマップやタイムラインを利用した土砂災害から身を守るための避難訓練を実施し、地区民約80名が参加しました。
中田区は、今年度、大分県の土砂災害避難モデル地区に指定され、これまでハザードマップの見直しや防災学習をはじめ、地域内の土砂災害における危険箇所の把握や被害を想定してのまち歩き、地区のタイムライン(時系列上の避難行動計画)の策定を行っています。
今回の訓練は、地区の防災行政無線と消防団の車両を使用し、避難情報の発令を行い、その後すぐに、避難行動要支援者への連絡や中田公会堂への避難を開始し、迅速な避難ができているか、連絡体制が整っているかを確認しました。
避難訓練終了後、大分県砂防ボランティア協会の池邉理 理事長から最近の異常気象と避難の重要性の講話を、また、津久見市防災士会の那波八重子防災アドバイザーから、非常持ち出し品ついて説明していただき、災害に備えての心構えなどを学びました。また、昼食時に区からの豚汁と自主防災会のハイゼックスご飯の炊き出しがあり、みんなでおいしくいただき、解散しました。