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子どもたちによる学習活動の集大成!! 第一中学校「アートと言葉の時間展」
取材日誌484
8月中旬から9月上旬にかけて、市民図書館で、津久見市立第一中学校三年生による「アートと言葉の時間展」を開催し、およそ1,000点もの作品が展示されました。
この取り組みは、2017年度から「ふるさと教育」の一環として、中学美術科や国語科、理科、総合的な学習などの科目を中心に、地域素材をもとに「地域の色」をテーマとした探究的な学びの中で各教科が融合し合う「教科融合型学習」を、(公財)博報児童教育振興会第12回児童教育実践による教育助成や「地域の色、自分の色」実行委員会、(公財)大分県芸術文化スポーツ振興財団の助成と協力のもと、推進しているものです。
三年生は、一年時から取り組みを始め、ふるさと津久見の網代島で自分の好きな岩石を拾い、それを砕いて絵具を作り、色名を付け、世界で一冊の「津久見色辞典」を一人ひとりが制作するなど、様々な学習を展開し、今回は、その作品や言葉、授業風景、さらには目的や振り返りを一堂に展示しました。
今後は、三年生が行ってきた取り組みを下級生がより進化させる取り組みを推進し、さらなる津久見の魅力発見や国際交流なども視野に入れ、地域とともに、様々な学習活動を進めていきます。