ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 本庁 > 長寿支援課 > 保健師だより特別号「熱中症に気をつけましょう~65歳以上の方は特に要注意です~」

本文

保健師だより特別号「熱中症に気をつけましょう~65歳以上の方は特に要注意です~」

印刷ページ表示 更新日:2018年8月8日更新

熱中症患者のおよそ半数は、65歳以上の方と言われています。(環境省リーフレットより)

熱中症は、暑さや湿度などにより、体温の調整が出来なくなる病気です。その多くが室内で発症しています。

重症になると、命に関わります。熱中症予防には、水分補給と暑さを避けることが大切です。

熱中症を予防して、夏を乗り切りましょう!

なぜ、高齢者は熱中症になりやすいのか?

1.暑さに対する感覚が鈍くなる!

  ・暑さに対する感覚や、喉の渇きに対する感覚が鈍くなります。

2.水分が不足しがちになる!

  ・子どもは、体内の水分量が約75%に対し、65歳以上の方の体内の水分量は約50%と言われています。

   その上、体の老廃物を排出する際にたくさんの尿を必要とするので、水分が不足しがちとなります。 

3.暑さに対する体の調節機能が低下します!

  ・暑さに対する感覚が鈍くなるので、汗をかきづらくなり、体から熱を逃がす機能も低下します。

  ・そのため、暑い時には若い人よりも循環器系への負担が大きくなります。

熱中症の症状とは

 

 熱中症の症状 環境症リーフレットより

熱中症の予防法

水分を取りましょう

 ・こまめに水分を取りましょう。1日1500ml(コップ7~8杯)は飲むように心がけましょう。

 ・冷たい飲み物を一気にがぶ飲みすると胃腸へ負担がかかります。こまめに水分をとるようにしましょう。

 ・コーヒーなどのカフェインの入ったもの、アルコールは利尿作用がありますので、注意してください。

外出するとき

 ・日傘や帽子を利用し、直射日光を避けましょう。

 ・風通しの良い衣類や、脱ぎ着のしやすい薄手の長袖を利用しましょう。

 ・うちわや扇子を持ち歩きましょう。

家で過ごすとき

 ・エアコンや扇風機を使いましょう。

 ・カーテンやすだれを利用することで、室内への日光が減り、室温の上昇が抑えられます。

 ・涼しい時間帯に部屋の窓を開け、風通しをよくしておく。

 ・温度計、湿度計を使ってこまめにチェックする。

そのほか

 ・食事をしっかりとりましょう。
  ゼリーやところてんは、のどごしが良いので食べやすいです。

 ・暑さに負けない体づくりをしましょう。ウォーキングなど運動をすることで、汗のかきやすい体になり、暑さに強い体になります。

参考資料

◇厚生労働省:熱中症リーフレット [PDFファイル/765KB]

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)