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一酸化炭素中毒にご注意

印刷ページ表示 更新日:2021年12月2日更新
ガス機器をご使用の際は必ず換気を行ってください。換気が不十分だと新鮮な空気が不足し、不完全燃焼による一酸化炭素中毒をおこし、死亡事故につながる場合があります。

一酸化炭素は少量でも危険

色もニオイもないけど、毒性は強力!
 
・目がチカチカ。不快な臭い。使用中に気分が悪くなった。
・一酸化炭素は無色・無臭なのでとても気づきにくいのですが、毒性は強力で、少量でも危険です。
・軽度の中毒症状は風邪に似ていて気づくのが遅れることがあります。
・頭痛・吐き気がしたら要注意。重くなると手足がしびれて動けなくなることがあります。
・重症になると、脳細胞が破壊されたり、意識不明になるなどして、死に至ることもあります。
 
空気中の一酸化炭素濃度と吸入時間による中毒症状
空気中における一酸化炭素(CO)濃度 一酸化炭素(CO)の吸入時間と中毒症状
0.04% 1~2時間で前頭痛や吐き気、2時間30分~3時間30分で後頭痛がします。
0.16% 20分間で頭痛・めまい・吐き気がして、2時間で死亡
0.32% 5~10分で頭痛・めまい、30分間で死亡
1.28% 1~3分間で死亡

 

ご使用中は必ず換気をしてください

ガス機器や石油機器が正常な燃焼を行うために、燃焼で使った空気(酸素)を外から補給するための換気が必要となります。
コンロや小型湯沸かし器ご使用中は、換気扇を回すか窓を開けてください。
暖房機器をご使用の際は、窓の大きさにもよりますが、一般的には1時間に1~2度は部屋の窓を開けて換気をしてください。
また、温水機器について排気筒付近の窓からの排気ガスの浴室への進入などご利用の際には注意が必要です。