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ヤングケアラーについて
1.ヤングケアラーとは?
本来子どもが担うには大きすぎる負担や責任を負っている18歳未満の子どもとされており、例えば下記のような子どもたちを言います。
障がいや病気のある家族に代わり、買い物・料理・掃除・洗濯などの家事をしている
家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしている
障がいや病気のあるきょうだいの世話や見守りをしている
目を離せない家族の見守りや声かけなどの気づかいをしている
日本語が第一言語でない家族や障がいのある家族のために通訳をしている
家計を支えるために労働をして、障がいや病気のある家族を助けている
アルコール・薬物・ギャンブル問題を抱える家族に対応している
がん・難病・精神疾患など慢性的な病気の家族の看病をしている
障がいや病気のある家族の身の回りの世話をしている
障がいや病気のある家族の入浴やトイレの介助をしている
ヤングケアラーは本来あったかもしれない「友達と過ごす時間」「勉強に励む時間」「部活にいそしむ時間」等など、「子どもとしての時間」を引き換えに家事や家族の世話をしている可能性があります。
2.ヤングケアラーのあなたへ
家族を支えるなかで芽生えた悩みがあったら遠慮なく学校の先生やカウンセラー、市役所窓口に相談してください。 一人で抱えこむ必要はありません。
3.周囲のおとなのみなさんへ
ヤングケアラーは本人が自覚していなかったり、周りに相談し辛かったり表面化しにくい性質があります。
「あの子、いつも忙しそうにしているな」「負担が大きすぎるんじゃないかな」
そんな子どもが周囲にいたら、専門機関や市役所にご相談ください。
あなたが気付き、手を差し伸べることで「子どもに戻れる子ども」もいるかもしれません。
4.相談窓口
児童相談所相談専用ダイヤル ☎0120-189-783
大分県ヤングケアラー専用相談窓口 ☎097-546-1451
大分県ヤングケアラー相談窓口(SNS) URL:https://lin.ee/lR4LuAY<外部リンク>
津久見市役所 学校教育課 ☎0972-82-9526
津久見市役所 社会福祉課 ☎0972-82-9519
5.関連情報
こども家庭庁 特設ページ「ヤングケアラーって、実はけっこう身近なのかも」https://www.mhlw.go.jp/young-carer/<外部リンク>