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図書館周辺の環境整備について
図書館周辺の環境整備方針が決定しました
復興まちづくり事業
平成29年台風第18号による水害を受け、大分県臼杵土木事務所が主体となり、津久見川・彦の内川の河川改修が行われています。これを契機に、津久見市としても津久見川周辺の魅力を高め、にぎわいの創出とコミュニティの活性化を目指して、『復興まちづくり事業』を行っています。復興まちづくり事業の中の一つとして、津久見第一中学校の生徒や市民のみなさんと一緒に「図書館まわりの水辺について考えるワークショップ」や「図書館と水辺の夕涼み会」を開催し、水辺について改めて見つめ直すとともに、河川空間の利活用について考えてきました。
令和2年1月30日 津久見第一中学校へ環境整備方針の説明≪案の決定≫
津久見第一中学校の生徒たちとのワークショップやイベントを通じて、みなさまから頂いたご意見をもとに、図書館周辺の環境整備方針(案)を作成し、案の公表や市民説明会等を行ってきました。そして今回、再度生徒たちへ環境整備方針(案)の説明を行いました。
説明の後には生徒からたくさんの質問を受け、これまで関わってきたことによる関心の高さを伺うことができました。最後には川野市長の挨拶もあり、生徒たちにとっていい経験として心に残ってもらえると嬉しいです。満足してもらえるような空間づくりを実施し、みなさんに活用していただけるよう整えていきたいと思います。
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【シンボルツリー周辺】
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現状写真(シンボルツリー周辺) [その他のファイル/2.64MB]⇒整備後イメージ(シンボルツリー周辺) [その他のファイル/2.33MB]
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【図書館からの眺め】
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現状写真(図書館からの眺め) [その他のファイル/2.43MB]⇒整備後イメージ(図書館からの眺め) [その他のファイル/2.44MB]
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【図書館下流側の三角広場】
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現状写真(三角広場) [その他のファイル/4.1MB]⇒整備後イメージ(三角広場) [その他のファイル/1.74MB]
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【駐輪場】
これまでの流れ
令和元年7月8日 津久見第一中学校1年生(3クラス)を対象としたワークショップ
第一中学校の生徒73名を対象に、図書館周辺の水辺空間の利活用について考えるワークショップを行いました。
平成29年の台風災害の振り返りを行い、「水育」という観点から豊かな環境を育むために日頃から私たちにできることについて考えました。その後、図書館周辺での日頃の活動や津久見川などの好きなところなど意見を出し合い、今後図書館がどのような場所になってほしいか考えました。
令和元年8月20日 中学校代表生徒と市民のみなさんを対象としたワークショップ
上記7月に実施したワークショップに参加した第一中学校の代表生徒と市民の方々を交えて図書館周辺の水辺空間の利活用についてより詳しく考えるワークショップを行いました。
始めに、生徒が7月に考えた自分たちの考えを発表し、福岡大学工学部社会デザイン工学科の柴田教授から水辺の利活用事例について説明していただいた後、みんなで再度現地を確認し、利活用に向けた案を考えました。
令和元年9月14日 図書館と水辺の夕涼み会
図書館周辺の水辺空間の利活用を考えることによって、水に対する意識付けを促し、水害の恐ろしさを再認識するとともに、水辺の新たな活用可能性を見出し、魅力的な空間の創出につなげていくためのイベントです。音楽イベントや子どもが楽しめるワークショップ、お茶会、第一中学校の先生や生徒による水生生物の観察、屋外での絵本の読み聞かせ、水害の記録写真・映像の放映など、多くの方に水辺空間を有効に活用していただきました。