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図書館まわりの水辺について考えるWSを開催しました(第一中学校&市民編)

印刷ページ表示 更新日:2019年9月2日更新

第一中学校の生徒と市民が一緒になって考えるWS 

 図書館まわりの水辺について考えるワークショップ(WS)は、7月8日(月)に第一中学校1年生が一足先に行っており、図書館周辺における現在の利用状況やこれからやってみたい事、水辺空間に欲しいものなどの意見を挙げてもらいました。

 今回は第一中学校の代表生徒に加え、市民も交えて図書館まわりの水辺について「今後どうなってほしいか」を、より具体的に話し合い、案を出し合ってもらいましたのでご紹介します。

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日程:令和元年8月20日(火)13:00~15:00
場所:津久見市民図書館2階会議室
対象:第一中学校1年生の代表生徒、地域住民、活動団体等

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 本事業である復興まちづくり事業や津久見川の激特事業(河川改修)について知り、
その後、7月に実施した第一中学校1年生を対象としたWSで出された意見を代表生徒らが
発表し、みんなで共有しました。

.WSの様子 WSの様子

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 さらに福岡大学 工学部 社会デザイン工学科 景観まちづくり研究室の柴田教授より
河川空間活用のポイントについてお話しいただきました。
 話の中で、良い風景というのは「川を楽しむ人の姿が見えること」や「高低差を利用しながら
川を楽しむ人が川を綺麗に眺めることができること」「眺めを阻害するものがないこと」などの
ポイントを学びました。
 参加者のみなさんは、中学生の考えや柴田教授の話を踏まえて、参加者は実際に対象となる
図書館沿いの水辺を歩き、現状の把握を行いました。

WSの様子 WSの様子

WSの様子 WSの様子

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 現地調査を終えると、机に図書館周辺の図面を広げて、「好きなところ」「問題点」を整理し、
「どこに何があったらいいのか」「◯◯をするためにはどう変えればいいのか」など意見を出し合いました。

WSの様子 WSの様子

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最後には各班で出された意見を発表し、みんなで共有して終わりました。
意見を少しご紹介します。
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【図書館周辺の良いところ】
◯図書館の建物が川に向かってガラス張りになっていているところが好き
◯大きな木がシンボルツリーとなっていて、日陰もできて良い
◯図書館と川との近さが良い
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【図書館周辺の問題点】
◯図書館と木柵との間にある低木が空間を狭めていて、図書館からの眺めも悪い
◯図書館外の通路幅が狭く、車いすが通れない
◯木柵が汚い
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【どこに何があったら良いか】
◯大きな木の下の日陰にベンチがほしい(サイドテーブルもあると良い)
◯図書館から川へ階段を降りた所に屋根付きベンチがあると良い
◯対岸に木(桜)を植えることで、図書館側からの眺めが良くなる
◯対岸へ渡るストーンステップがなくなったので、より川に親しむために新たに設置したい
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【どこをどのように変えると良いか】
◯街灯をインスタ映えするようなオシャレなものにする
◯図書館の屋上をイベント時に開放して使えるようにしてほしい
◯車いすでも通れるように通路を整備してほしい
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【水辺でどのような活動をしたいか】
◯図書館前で一中生による音楽イベントをして、対岸が観客席となるように整備
◯デートがしたい
◯川の周りを散歩して周遊できるようにしたい
◯外で川を眺めながらベンチに座って本を読みたい
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などなど多くの意見が出されました。
WSの様子 WSの様子

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2回のWSで出された意見を参考に、実際に図書館まわりの水辺空間を使ってみよう!
ということで、9月14日(土)14:00から『図書館と水辺の夕涼み会』を開催します。

もちろんどなたでも参加可能ですので、みなさんも水辺空間を体感してみて、
いろんなご意見をいただきたいと思います。