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旭町サロンで嚥下勉強会『ゴクリ』を開催しました!

印刷ページ表示 更新日:2025年12月17日更新

​旭町サロンで嚥下勉強会『ゴクリ』を開催しました!

令和7年12月16日、旭町サロン参加者を対象に嚥下勉強会『ゴクリ』を開催し、32名の方が参加しました。

講師は津久見市医師会立津久見中央病院の竹下 泰 医師、神田 知哉 言語聴覚士 です。

 

演題「ゴクリ下手はピンピンころりの敵」

・講師 津久見中央病院 ​内科 竹下 泰 医師

竹下医師

竹下医師からは、天寿をむかえる直前まで元気でいる「ピンピンころり」を目標に、自立した生活ができるための講話をしていただきました。

 

講話の様子

ピンピンころりを目指すためには、栄養状態をよくしないといけない。

栄養状態が悪化する原因に、「ゴクリ下手(嚥下障害)※」があり、「ゴクリ下手(嚥下障害)※はピンピンころりの敵」であるとし、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)の原因にもなることを教えてくださいました。

 

※ゴクリ下手とは嚥下障害の状態のことをいう。

 

演題 「お口と飲み込みの体操」

・講師 津久見中央病院  神田 知哉 言語聴覚士

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津久見中央病院言語聴覚士画像

 

元気で暮らすためには、食べることが大事。

言語聴覚士という専門職の視点で、食べること、飲み込むことの大切さをお話していただき、「ゴクリ下手(嚥下障害)」を予防・回復させるために、飲み込むための筋力を鍛える体操や唾液腺マッサージ、口腔の清掃などの方法を教えていただきました。

体操

地区の方からは「こたつで食事をするときの姿勢について」や「舌磨きについて」の質問があがり、和気あいあいとした雰囲気で勉強会が行われました。

 

嚥下勉強会『ゴクリ』とは

高齢化が進む中、嚥下機能障害を有する患者様が増えました。

津久見中央病院では、嚥下の問題は院内だけでは解決不十分であり、家庭や施設での取り組みも必要であるという観点から、院外施設の方々を対象に嚥下勉強会「ゴクリ」を立ち上げました。

昨年度から地域の方たちも対象に嚥下勉強会(健康講話)を実施しています。