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令和7年11月1日、『認知症予防』をテーマに「保戸島講演会」を開催し、54名の方が参加しました。
講師は津久見市医師会立津久見中央病院 内科顧問および保戸島診療所長の竹下 泰医師、村井 理香認知症看護認定看護師 です。
・講師 津久見中央病院 内科顧問 および保戸島診療所長 竹下 泰 医師

竹下医師からは、天寿をむかえる直前まで元気でいる「ピンピンころりの天寿」を目標に、自立した生活ができるための講話をしていただきました。

介護が必要となる原因の一位は「認知症」であり、65歳以上の高齢者の27.8%は認知症および軽度認知障害を有していることをお話ししてくださいました。
その中でも低栄養は認知症のリスクであるため、認知症予防にいい栄養素や、食材、食べ方のコツなどについて詳しく教えていただきました。
・講師 津久見中央病院 村井 理香 認知症看護認定看護師

認知症のリスクを高めるもの、「肥満」は2.1倍、「高血圧・糖尿病・睡眠不足」は2倍「孤立」は8倍高めるといわれています。
認知症看護認定看護師という専門職の視点で、日常生活の中で行える認知症予防に関する取り組み(人とかかわる・日記やメモをとる、料理をするなど脳を使う取り組み)や、コグニサイズ(運動+頭の体操)の方法を教えていただきました。

コグニサイズ(運動+頭の体操)では頭を使う体操や後出しまけじゃんけんなどを教えていただき、わいわいと楽しく実践することができました。