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社会文教建設常任委員会の行政視察を、岡山県奈義町及び徳島県阿南市で実施しました。
岡山県奈義町では、日本トップクラスの合計特殊出生率2.95を記録したきっかけとなった子育て支援策等についての視察を行いました。
人口約5,700人の町で、住民投票による単独行政を選択し、一貫した歳出削減と施策の見直しを実施、「子どもたちが夢と希望を持てるまちづくり」を目指して、「子育て応援宣言」を行い、高い出生率を記録したそうです。
少子化対策は、子育て世代だけの問題ではなく、課題を住民と一緒に考え、地域ぐるみで取り組み、社会全体の意識を変えていくことが重要であり、基礎的なことを真摯に取り組むことが結果につながったとのことでありました。
その他にも、高等学校支援金事業、コンビニ事業(子育てしながら空いた時間に働く)、子どもの見守り(大人が交代で子どもを見守るしくみ)、住む場所の提供(若者向け住宅の建設、オール電化)など手厚い支援をしており参考となりました。
徳島県阿南市は、人口約69,000人の市で、アマチュア野球チームが多いことを活かしたまちづくりに取り組んでいます。
全国初の「野球のまち推進課」を市役所内に設置し、職員数は2名、人件費を除く予算は年間約1千万円程度で、1億円を超す経済効果を生み出しているそうです。
チーム数の減少や軟式連盟の高齢化、審判員・放送記録員の養成等の課題もありますが、市民がまちづくりの中心となっており、深く関わっていることが素晴らしいと感じられました。
市民の存在を意識した行政を進めていくことが大切であると感じた視察でありました。
総務常任委員会の行政視察を、兵庫県神戸市・大阪府大東市・京都府南丹市で実施しました。
兵庫県神戸市では「人と防災未来センター」を視察しました。
1995年に発生した阪神・淡路大震災における被害の経験と教訓、また、今後高確率で発生するとされる南海トラフ地震の想定被害資料などの展示から、防災・減災の取組について学びました。
大阪府大東市では、「morinekiプロジェクト対象エリア(morinekiエリア)」を視察しました。
「morinekiプロジェクト」は、公民連携をベースに、老朽化した市営住宅の跡地を利用し、借り上げ公営住宅の建設及び民間賃貸住宅棟の建設、カフェや商店などの生活利便施設を整備するプロジェクトです。民間と行政のニーズを反映したまちづくりを実装した成功例として、全国各地から多くの視察が訪れています。
借り上げ公営住宅である「もりねき住宅」は、玄関とリビングが一体となった北欧式の間取りとなっていました。子育て世帯から高齢世帯まで、幅広い年代の層が生活する場において、玄関を開けてすぐにリビングがあるという特徴的な間取りは、世代間交流や双方の見守りにもつながっているそうです。
エリア内の広場や商店にも、幅広い年齢層の客が訪れており、賑わいの創出につながっていました。
京都府南丹市では道の駅「美山ふれあい広場」を視察しました。
「美山ふれあい広場」は、農協の再編・事業閉鎖に伴い残された施設を、地域住民が主体となって道の駅として運営しているスポットです。
施設周辺に、地域に必要な生活インフラである診療所や行政窓口を設置し、地域住民の生活拠点にもなっているほか、イニシャルコストをかけずに事業を展開し、牛乳をはじめとした地産品(スイーツなど)の販売などで安定した収入を確保し、現在まで黒字経営を続けており、道の駅の成功例として注目されています。
交通量の多い国道沿いに面していることから、地域住民だけでなくバイクのツーリングなどで立ち寄る客も多くみられ、賑わいをみせていました。
愛知県大府市議会から建設産業委員会のみなさんが行政視察のため来庁され、議長が出席しました。
視察のテーマは、「津久見市グランドデザイン構想・駅前の開発について」です。
津久見市のこれまでのまちづくり事業についての経過や課題、展望についての質疑がおこなわれました。
第3回庁舎建設等特別委員会が開催されました。
令和5年9月定例会において、新庁舎建設関連の補正予算が継続審査になったことを受けて、執行部との協議を行いました。
第32回津久見市社会福祉大会が津久見市民会館大ホールで開催され、議長をはじめ議員が出席しました。
大会では、長年にわたり社会福祉の推進に貢献された方々が表彰されました。
受賞者のみなさん、誠におめでとうございます。
心からお祝い申し上げますとともに、今後、更にますますお元気でご活躍されますようご期待申し上げます。
最近では、不安定な社会情勢が多方面にわたっていることに加え、世界各地で発生する自然災害などにより、人と人とのつながりの大切さが再認識されております。
議会としても、「安心して心豊かに暮らせる福祉のまちづくり」を目指し、「安心して暮らせるまち つくみ」を目指して、みなさんとともに取り組んでまいります。
大分県市議会議長会議長視察研修会が栃木県宇都宮市及び福島県双葉町で開催され、副議長が参加しました。
栃木県宇都宮市では、タブレット端末を使用した議会ICT化の推進について、市議会を訪問し講義を受けました。
また、福島県双葉町では、東日本大震災・原子力災害伝承館を視察し、語り部の方の講話やフィールドワークなどが行われました。
タブレット端末導入に向けた研修会が開催され、議員および執行部が参加しました。
講師として、東京インタープレイ株式会社、ドコモビジネスソリューションズの社員の方々をお招きし、実際にタブレット端末を操作しながら、ペーパーレス議会システムを体験しました。
津久見市議会では、今後、ICTの活用・ペーパーレス化に向けての検討を進めていきます。
「第41回津久見市ふるさと振興祭」第2回実行委員会が市役所大会議室で開催され、議長が出席しました。
大分県農業共済組合主催「安心の農業経営へ、2023秋の語らい」がレンブラントホテル大分で開催され、議長が出席しました。
基調講演では、衆議院議員 森山 裕(元農林水産大臣)氏による、日本農業の現状と今後についての講演がありました。
その後、(社)全国農業共済組合会長理事の高橋 博氏から、「広く、そして深く展開する収入保険制度」について、制度の説明がありました。
9月4日から40日間にわたり開催された、令和5年第3回(9月)定例会が終わりました。
条例改正、予算の補正、人事案件、並びに令和4年度決算の認定等、原案の通り、可決及び認定、同意されました。
追加上程された議案第94号令和5年度一般会計予算の補正(新庁舎建設工事関連予算)については、議会閉会中の継続審査となりました。
津久見市議会新体制発足後初めての議会報告会が、津久見市民会館で開催されました。
コロナ禍で久しぶりの開催にもかかわらず、18名の市民のみなさんが参加してくださいました。
はじめに、各常任委員会の委員長から、6月議会・9月議会の報告がありました。
その後の意見交換会では、参加者から、釣り人のマナーや、新庁舎建設、議案・意見書の賛否表の公表、通学路の安全確保、各種団体の備品管理場所の確保についてなど様々な意見がありました。
市議会では、今後も報告会・各種団体との意見交換会を開催していく予定です。
多くのみなさんのご参加をお待ちしております。
第2回庁舎建設等特別委員会が行われました。
入札不調となった新庁舎建設工事について、不調の原因を精査し、今後の入札の対応など説明がありました。
設計額の見直し、入札参加資格要件の緩和をすることで対応を図ることにしています。
令和5年第3回(9月)市議会定例会における、決算特別委員会が行われました。
令和4年度一般会計歳入歳出決算の認定についてをはじめ、国民健康保険事業特別会計など特別会計9件の審査を行いました。
一般会計は、歳入総額112億5,185万4千円、歳出総額108億2,655万6千円で、歳入歳出差引4億2,529万8千円となっています。
歳入では、子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金などの減少により、前年度比で3億3,042万5千円の減少となっています。
歳出では、ふるさと創生事業基金積立金の減少により、前年度比4億9,130万7千円となっています。
津久見市は、基本指標である「誇りと自信の満ちたまち津久見」の実現に向けて取り組んでいます。
令和5年度大分県市議会議長会主催の議員研修会がレンブラントホテル大分で開催され、議員11名が参加しました。
最初に、退任役員表彰式があり、会長 二宮博氏から髙野幹也議員他18名へ感謝状の贈呈がありました。
研修会では、「ハラスメント防止の留意点~健康で働き続けられる職場づくり~」と題して松本久美子氏、
「AI普及による生活、地方行政への影響と課題~ChatGPTによる新たな可能性」と題して、長谷川文雄氏から講演がありました。
講演会の演題は、現在社会における身近な問題と課題であり、今後の活動に参考になるものとなりました。