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第4回 市内合同避難訓練
取材日誌36
3月13日、市内各地で「市内合同避難訓練」が行われました。
「市内合同避難訓練」は、東日本大震災が発生した3月11日の直近の日曜日に毎年行われています。
避難訓練には約4000人の方が参加し、それぞれの一時避難所へ避難した後、各地区ごとに消火訓練、防災士の講話などの防災訓練が行われました。
今回は長目地区の避難訓練を取材して来ました。
9時15分、防災スピーカーより「緊急地震速報」、「大津波警報」が放送され、地区住民は一斉に一時避難所のひとつ「長目東谷」へと避難しました。
一時避難所では黄色い旗を広げ、防災ヘリコプターに避難者がいることを知らせました。
長目地区のとなり伊崎地区では、平日昼間は若者が少ないことから自分達だけでも消火作業が出来るよう、地元消防団らによる消火栓の取扱いの研修があり、参加者は一生懸命訓練に取り組んでいました。
市役所では、避難訓練に参加後、職員が市役所本庁へ参集し災害対策本部設営運営訓練を行いました。
参集した約60名の職員は、各担当部ごとに分かれミーティイングをし、津久見市の防災に関する課題提起を行いました。
今回、話し合いで見つかった課題については、可能なものから素早く、課題解決に向け対策を立てて行きます。