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災害に備えた心構え

印刷ページ表示 更新日:2018年4月1日更新

わが家の台風・大雨対策

直前対策! 台風の進路にあたったら

台風の対策

〈屋外では〉
・物干しざおや物干し台は寝かせ、自転車なども風で飛ばされないように柱などに結び付けておく。
・庭木に支柱を立てたり、風で飛ばされそうな植木鉢やごみ箱などは、室内に入れておく。
・側溝にたまった落ち葉などを取り除き、排水をよくする。雨どい・雨水ますの掃除もしておく。
・窓や雨戸をしっかり閉め、外側から板などで補強する。
・かわらやトタンが飛ばされないように補強しておく。
・浸水の危険がある場合は、日ごろから土のうなどを準備しておく。 

台風の対策

〈屋内では〉
・テレビやラジオなどの気象情報に十分に注意する。
・浸水に備えて、家財道具や食料品・衣類・寝具などの生活用品は高い場所へ移動し、非常持ち出し品を準備する。
・断水に備えて、飲料水を確保する。浴槽に水をはるなどしてトイレなどの生活用水も確保する。
・外からの飛来物の飛び込みにそなえて、カーテンは閉め、ブラインドは下ろしておく。

台風の大きさと強さ

 風速15m/秒の風で、取り付けの不完全な看板やトタン板が飛ぶなどの被害が出始め、風速30m/秒以上で、人は立っていられなくなるため、屋外での行動は危険です。


〈大きさの分類〉
大型台風:半径500km以上800km未満の範囲で風速15m/秒以上の風が吹く
超特大台風:半径800km以上の範囲で風速15m/秒以上の風が吹く


〈強さの分類〉
強い台風:33m/秒以上44m/秒未満の風が吹く
非常に強い台風:44m/秒以上54m/秒未満の風が吹く
猛烈な台風:54m/秒以上の風が吹く

危険な前ぶれを知る

 雨量が1時間に20ミリを超える場合や、降り始めからの雨量が100ミリを超える場合は、特に注意しましょう。

がけ崩れに注意

 〈がけ崩れ・山崩れの前兆〉
 ・がけに割れ目が見える。
 ・がけからにごり水がわき出る。
 ・がけから小石がぱらぱら落ちてくる。 

土石流に注意

 〈土石流の前兆〉
 ・山鳴りがする。
 ・急に川の流れがにごり、流木が混ざってくる。
 ・雨が降り続いているのに川の水位が下がる。 

地すべりに注意

 〈地すべりの前兆〉
 ・沢や井戸の水がにごる。
 ・地面にひび割れができる。
 ・斜面から水が吹き出す。

危険を感じたらまず避難

避難

・避難で家を出る時は、火の始末や戸締りを確実にする。
・危険な場所に近付かない。雨で増水した小川や側溝、マンホールなどは境界が見えにくくなり、転落事故が起こりやすいので要注意。
・避難の時は、持ち物を最小限にし背負うなどして、とっさの時に両手が自由に使えるようにする。
特に、子どもやお年寄り、病人がいる家庭は、早めに避難しましょう。

わが家の地震対策

地震発生 まず、自分の身を守ろう!

地震対策

家の中で
 ・落下物から身を守る。
 ・すばやく火の始末。
 ・戸を開けて出口を確保。
 ・ラジオやテレビで正しい情報を聞く。 

地震対策

 車の運転中
 ・カーラジオで情報を収集する。
 ・避難時は、車を道路の左端に寄せエンジンを切り、キーを付けたまま車検証など貴重品を持って、徒歩で避難する。 

地震対策

 電車の中で
 ・つり革や手すりに両手でしっかりつかまる。
 ・むやみに外へ出たり、飛び出したりしない。
 ・乗務員の指示に従う。 

地震対策

 路上で
 ・その場に立ち止まらず、頭上に気をつけて、公園や空き地などに避難する。
 ・ブロック塀や自動販売機などに近付かない。 

地震対策

 海岸付近で
 ・高台に避難し、津波情報をよく聞く。
 ・注意報や警報が解除されるまでは海岸へ近付かない。 

地震対策

 デパート・スーパーで
 ・カバンなどで頭を保護し、柱や壁ぎわに身を寄せる。
 ・エレベータを使わない。

発生後半日まで 家族の安全を確保

地震対策

◆自分の安全が確保できたら、家族の身の安全を確保しよう
 個人での応急活動には限界があります。隣近所で協力し合って活動しましょう。 

地震対策

 ◆避難は徒歩で、持ち物は最小限に
 指定された避難所には徒歩で避難を。車やオートバイは使わないで。

発生後3日まで とにかく3日間生き残る!

地震対策

◆3日分の、水・食料の備蓄を
 水道・ガス・電気などのライフラインを始め、食べ物の流通は最悪の場合、数日間途絶えます。中でも意外に困るのが生活用水。日頃から浴槽に水を絶えずためておいたり、水を運ぶためのポリタンクなども用意しておきましょう。 

地震対策 

◆地震後の足は自転車が活躍
 車はがれきの山を越えられず、大渋滞。そんな時も、自転車があれば交通機関の動いている最寄駅まで行き、買い出しに出掛けることもできて便利です。

発生後3日以降 本格的な復旧活動が始まる

地震対策

 防災機関の応急・復旧活動が軌道に乗り、ライフラインの本格的な復旧活動が始まります。住民・企業・行政が一体となり復興を始めます。

 阪神・淡路大震災後のライフライン全面復旧までの日数は以下のとおりでした。
 水道 90日後
 電気 7日後
 都市ガス 84日後

非常持ち出し品を備えよう!

非常持ち出し品  

非常持ち出し袋に入れておくもの(リュックなどが便利)
飲料水・水筒/1人1日3リットルが目安。3日は自力で生活することを考えて
食料品/乾パン、缶詰め、ビスケット、チョコレートなど
      (赤ちゃんのいる家庭は、粉ミルク、ほ乳びんなども)
缶きり/多機能なものが便利
医薬品/消毒薬、傷薬、胃腸薬、脱脂綿、ばんそうこう、包帯、持病の薬
貴重品/現金(特に小銭)、預金通帳、印鑑
懐中電灯/予備の乾電池も忘れずに
ラジオ/情報収集にかかせない。懐中電灯と一体型のものも便利
 準備しておくと便利なもの
マッチ・ライター/湿気やガス切れに注意。防水マッチなども市販されている
衣類/セーター、ジャンパー、下着など。雨具やタオルも用意
毛布/寝袋や体温を逃がさないサバイバルシートなども重宝
手袋(軍手)/ガレキの撤去や救助に厚手のものを用意
 その他
断水時のふろ代わりとしてウエットティッシュ、ドライシャンプーなどが便利。予備のメガネや補聴器なども忘れずに
 すぐ取り出せるところに置いておくもの
ヘルメット・防災ずきん/落下物から頭を保護するため
スリッパ・スニーカー/避難する時に、ガラスによるけがを防止するため
笛・ホイッスル/がれきに埋もれた時、居場所を知らせる「命の笛」となる