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住宅用火災警報器

印刷ページ表示 更新日:2021年5月7日更新

住宅用火災警報器について

 全国の住宅火災による死者数は、毎年1,000人前後発生しており、就寝時間帯に逃げ遅れた高齢者の方が多く亡くなっています。これらのことから、住宅火災による死者を減らすため、火災の発生をいち早く知らせる「住宅用火災警報器」の設置が義務化されました。
 家庭内での火災の発生をいち早くキャッチし、知らせてくれるのが、住宅用火災警報器です。 住宅用火災警報器は寝室・階段に設置する必要があります。

設置場所(津久見市)
https://www.kaho.or.jp/pages/keiho/areamap/areamap.html?prefcode=44<外部リンク>

 設置後の維持・管理が大切です!

日頃のお手入れは?

 常に安心してお使いいただくために、月1回程度の定期的な作動確認を実施してください。住宅用火災警報器のボタンを押したり、引きひもを引くことにより、作動確認や電池切れ、故障の確認ができます。
 また、ホコリなどが付くと火災を感知しにくくなりますので、半年に1回程度は掃除機等でホコリを取り除くようにしてください。 

煙霧式の殺虫剤を使用するときは?

 警報器を取り外すか、ビニール袋で覆ってください。その際は、火災予防に万全を期すとともに、殺虫剤使用後は必ず警報器を元の状態に戻して下さい。

機器の交換時期は?

電池の寿命

 電池の寿命がくると、「電池切れです」と音声でお知らせするか、「ピッ…ピッ…」と短い音が一定の間隔で鳴りますので、新しい電池に交換してください。ただ、本体の寿命が近付いている場合は、本体ごと交換してください。

本体の寿命

・本体の寿命は、おおむね10年です。(一部5年のものもあります)
・「自動試験機能付」のものは、機能等の寿命がきたらブザーや音声で知らせますので、この場合、交換が必要となります。
・自動試験機能の付いていないものには「交換期限」が表示されていますので、その期限がきたら交換が必要となります。

警報が鳴ったときは!

火災のとき

 ・大声で周りに火災を知らせ、119番通報をしてください。
 ・可能な場合は消火を行ってください。
 ・消火が難しいときは、すぐに避難してください。

火災ではないとき

 火災以外の湯気や煙などを感知して警報が鳴ったときは、警報音停止ボタンを押すか、ひもを引くなどして、警報音を止めてください

悪質な訪問販売にご注意を!

 住宅用火災警報器の設置義務化に便乗して、不適正な価格・無理強い販売などを行う業者にご注意ください。
 
消防職員や市職員が住宅用火災警報器を販売することはありません。

だまされてしまったら・・・ 

 もしもだまされてしまった場合には、市民生活課(津久見市)や消防署、消費生活センター等にお気軽にご相談ください。なお、住宅用火災警報器は、クーリングオフの対象商品となっています。

ついててよかった津久見市での事例 

・朝食中に、住宅用火災警報器(階段の上部に設置しているもの)の鳴動に気付き、廊下に出てみると、廊下の壁に設置している太陽光発電システムのパワーコンディショナーのボックスから煙と炎が出ているのを確認。消火器により消火し大事には至らなかった事例。

・共同住宅の2階の住人が、ガスコンロに鍋をかけたまま出勤し、屋外にいた別の住人が住宅用火災警報器の鳴動に気付き、下階の住人に知らせたところ、窓から白い煙が出ていて、焦げ臭いにおいがしたため119番通報。消防隊が侵入しガスコンロの点火スイッチを切り、大事には至らなかった事例。