学校施設は、子どもたちの学習の場であるとともに、災害時には地域住民の避難場所になるなど、大切な役割を担っており、その安全性の確保は極めて重要です。
このため、津久見市では建築基準法の改正(昭和56年6月)前の基準で建築された校舎及び体育館(屋内運動場)15棟について、平成18年度から耐震診断を実施しました。
その結果を基に、昭和49年以前の施設については建替えで、昭和50年度以降の施設については耐震補強工事で対応することを原則とし、現在、国の補正予算等を活用しながら計画的に工事を進めているところです。
こうした中、平成21年度までに保戸島中学校校舎の改築工事をはじめ、津久見小学校校舎(2棟)、第二中学校体育館、千怒小学校校舎の耐震補強工事を完了したところであります。また、無垢島小中学校校舎については、耐震診断の結果Is値が0.7を上回ることから耐震補強が不要となっております。
この程、これまで実施してきた学校施設の耐震化の状況等についての結果がまとまりましたので公表いたします。
平成21年度末での本市の学校施設の耐震化率は67.9%となります。
《全体の棟数28棟から平成22年度以降に耐震化が必要な棟数9棟を除いた
19棟(28棟-9棟)が全体の棟数28棟に占める割合 19/28*100 》
平成22年度も引き続き、堅徳小学校校舎の改築工事、第一中学校校舎と保戸島小中学校体育館の耐震補強工事を予定しており、その後も平成26年度完了を目標に、対象施設の耐震化に努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
(注)Is値(構造耐震指標)とは、地震に耐えられる能力としての建物の強さ、地震の力を受け流す能力としての建物の粘りの二つに、建物の形状・経年変化を考慮して、耐震診断基準による計算式により求められます。過去の地震記録の解析の結果、Is値0.6以上ある建物は、震度6強程度の大地震に対しても建物の倒壊や崩壊する危険性が低いと考えられています。
《Is値の目安》
0.3未満 地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が高い。
0.3以上0.6未満 地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性がある。
0.6以上 地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が低い。
なお、文部科学省では、公立学校施設の耐震改修の補助要件として、補強後のIs値が0.7を超えることとしています。
平成22年3月31日
津久見市教育委員会
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昭和56年以前の建築棟数 (耐震診断の対象となる棟数) |
昭和57年以降の建築棟数 (耐震性能を有する棟数) |
全体の棟数 |
| 校舎 |
体育館 |
計 |
校舎 |
体育館 |
計 |
校舎 |
体育館 |
計 |
| 小学校 7校 |
6 |
3 |
9 |
8 |
2 |
10 |
14 |
5 |
19 |
| 中学校 5校 |
3 |
3 |
6 |
3 |
0 |
3 |
6 |
3 |
9 |
| 合計 |
9 |
6 |
15 |
11 |
2 |
13 |
20 |
8 |
28 |
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全体棟数 (A) |
昭和57年以降 の建築棟数 |
補強済の 棟数 |
耐震性能を 有する棟数 |
平成22年度以 降に耐震化必 要な棟数(B) |
耐震化率(%) ((A)-(B)/(A)) *100 |
| 小学校 |
校舎 |
14 |
8 |
3 |
1 |
2 |
85.7% |
| 体育館 |
5 |
2 |
0 |
0 |
3 |
40.0% |
| 計 |
19 |
10 |
3 |
1 |
5 |
73.7% |
| 中学校 |
校舎 |
6 |
3 |
0 |
1 |
2 |
66.7% |
| 体育館 |
3 |
0 |
1 |
0 |
2 |
33.3% |
| 計 |
9 |
3 |
1 |
1 |
4 |
55.6% |
| 計 |
校舎 |
20 |
11 |
3 |
2 |
4 |
80.0% |
| 体育館 |
8 |
2 |
1 |
0 |
5 |
37.5% |
| 計 |
28 |
13 |
4 |
2 |
9 |
67.9% |