.AccessPath)
はじめに
本資料は、津久見市の非行少年の実態を広く市民の皆様に理解していただくため、平成18年中の津久見市内における少年非行及び少年補導の状況をまとめたものです。 市内の少年非行の推移をみますと、昭和40年代後半から増加を続け、戦後第3のピークといわれた昭和58年には刑法犯少年62人を補導しております。
全国的に戦後第4のピークといわれる昨今でありますが、津久見市内にあっては、平成18年中に刑法犯少年7人、特別法犯少年2人を補導し、前年比-17人と大幅に減少しています。
昨年中に補導した少年非行を分析しますと、刑法犯少年7人中3人が非行の入り口といわれる自転車盗、万引き等のいわゆる初発型非行で、残る4人は事務所や工場へ侵入しての窃盗及び詐欺等でした。
また、特別法犯少年2名は、銃刀法違反、青少年の健全な育成に関する条例違反で補導しています。
一方、喫煙や深夜徘徊等の不良行為で補導した少年は86人で、前年比-62人と大幅に減少しました。しかし、その内容に大きな変化はなく、特に8月、12月と長期休暇中の補導人員の増加等からも規範意識の低下及び生活習慣の乱れが伺えます。
これら補導された少年のうち、高校生が49人(約57%)と高い割合を占めています。
少年非行は、少年自身の規範意識の低下と違背行動によるものでありますが、家庭、学校、職場、地域社会等少年を取り巻く環境にも多くの問題と要因が内在していると考えられます。
少年の非行を防止するためには、家庭、地域、学校及び職場等少年と直接触れ合う立場の方々並びに市、警察及びその他青少年健全育成諸団体が連携を図りながら協力しての総合的な非行防止策を推進していくことが何よりも重要です。
本資料が、今後の少年非行防止及び少年健全育成活動の推進の一助になれば幸いです。
平成19年 4月
津久見市防犯協会会長 吉 本 幸 司
津久見警察署長 田 山 譲 治